100均の写真フレーム+独自加工で写真プリントを額装する【カメラHOW-TO #9】

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アクセサリー

写真を室内展示するとき、真っ先に思い浮かぶのが「写真フレーム」に納めて壁掛けする方法ですよね。写真フレームは高価な印象ですが、100均ショップに行けばLサイズからA2サイズまでバリエーション豊かな製品が販売されています。しかし、適正サイズのフレームにそのまま納めても「チープな質感」が目立つことも・・・。ひと手間加えて、写真を大きくかっこよく展示するカスタム方法をご紹介します。

写真フレームは100均の超人気アイテム!

写真フレームは100均の超人気アイテムです。ダイソーやセリアでは多くの製品を取り扱っています。ダイソーの場合、Lサイズから巨大なA2サイズ(550円)まで扱っているので、多くの写真サイズに適合する製品が選べます。

フォトフレームサイズ一覧

L 一般的な写真プリントサイズ 89×127mm
はがき 148×100mm
2L Lの2倍のサイズ 127×178mm
A5 148 mm x 210 mm
B5 182mm×257mm
A4 コピー用紙の定番サイズ 210×297mm
B4 257mm×364mm
A3 A4の2倍のサイズ 297×420mm
A2 A3の2倍のサイズ 420×594mm
色紙 242×272mm

2Lサイズの写真展示方法

2Lサイズ(127×178mm)の写真を展示する場合、写真フレームは「2L用」を選択するのが一般的です。無加工で展示できるメリットがありますがA3などの大判プリントを比較すると寂しく感じる時があります。

2Lサイズの写真をかっこよく見せる方法は、あえて大きなA4サイズ(210×297mm)のフレームに写真を収める方法。しかし、A4サイズのフレームに2Lサイズの写真を収めると「余白」が生まれますよね?

この余白をかっこよく処理するのがカスタマイズの肝になります。

購入するものリスト

ダイソー A4写真フレーム ¥110円
ダイソー 写真コーナーシール
※販売終了の可能性あり。セリアで扱っている情報あり。
¥110円
ダイソー B4カラー用紙(黒色・10枚入) ¥110円

総額330円です。

制作に必要な工具 カッターナイフ 定規 マイナスドライバーなど

 

▲写真フレームはダイソーで販売しているA4黒枠をチョイスしました。

▲写真コーナーシール。写真を固定するときに使用します。

▲カラーペーパー(黒色)。これで額装マットを製作します。

写真フレームの作り方

▲フレーム裏側のツメをマイナスドライバーでこじ開け、バックパネルを外します。写真フレームは簡単に分解できます。

▲フレームの中に入っている印刷物の裏側(白面)に、A4サイズの用紙中央に2L判写真が収まるように目印を付け、写真を配置します。

▲写真を固定する「写真コーナーシール」を貼ります。写真コーナーシールはそのままの大きさで使用すると見えてしまう可能性があるので小さくカットしました。

▲黒色カラー用紙で余白部分を覆う額装マットを製作します。2L写真より5mm小さい窓(左右・天地各10mmほど小さく作図して、カッターナイフで切り抜きます。

▲「バックパネル・白い紙・写真・額装マット・透明フィルム」の順番で重ねます。

▲すべて重ねるとこんな感じ。額装マットと写真にズレがないことを確認します。

▲問題がなければA4フレームに納めます。止め金具をマイナスドラーバーで曲げて固定します。

▲完成! 総額330円の額縁とは思えないでしょ! 表面を覆う透明フィルムに埃が付着しないように仕上げるのがポイントです。

まとめ

100均の写真フレームは「値段相応のつくり」ですが、展示すればさほど気になりません。総額330円から写真額装を楽しむことができます!

この記事を書いた人
ちゃんまさ

雑誌編集部勤務を経て、個人制作会社を設立。30年以上にわたり雑誌取材、企業の企画執筆・写真撮影・TV番組の撮影などに従事。業務で得た経験や知見をもとに、カメラ・写真レタッチ・動画編集・商品レビューなどの情報を発信します。

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