写真を室内展示するとき、真っ先に思い浮かぶのが「写真フレーム」に納めて壁掛けする方法ですよね。写真フレームは高価な印象ですが、100均ショップに行けばLサイズからA2サイズまでバリエーション豊かな製品が販売されています。しかし、適正サイズのフレームにそのまま納めても「チープな質感」が目立つことも・・・。ひと手間加えて、写真を大きくかっこよく展示するカスタム方法をご紹介します。
写真フレームは100均の超人気アイテム!
写真フレームは100均の超人気アイテムです。ダイソーやセリアでは多くの製品を取り扱っています。ダイソーの場合、Lサイズから巨大なA2サイズ(550円)まで扱っているので、多くの写真サイズに適合する製品が選べます。
フォトフレームサイズ一覧
L 一般的な写真プリントサイズ | 89×127mm |
はがき | 148×100mm |
2L Lの2倍のサイズ | 127×178mm |
A5 | 148 mm x 210 mm |
B5 | 182mm×257mm |
A4 コピー用紙の定番サイズ | 210×297mm |
B4 | 257mm×364mm |
A3 A4の2倍のサイズ | 297×420mm |
A2 A3の2倍のサイズ | 420×594mm |
色紙 | 242×272mm |
2Lサイズの写真展示方法
2Lサイズ(127×178mm)の写真を展示する場合、写真フレームは「2L用」を選択するのが一般的です。無加工で展示できるメリットがありますがA3などの大判プリントを比較すると寂しく感じる時があります。
2Lサイズの写真をかっこよく見せる方法は、あえて大きなA4サイズ(210×297mm)のフレームに写真を収める方法。しかし、A4サイズのフレームに2Lサイズの写真を収めると「余白」が生まれますよね?
この余白をかっこよく処理するのがカスタマイズの肝になります。
購入するものリスト
ダイソー | A4写真フレーム | ¥110円 |
ダイソー | 写真コーナーシール ※販売終了の可能性あり。セリアで扱っている情報あり。 |
¥110円 |
ダイソー | B4カラー用紙(黒色・10枚入) | ¥110円 |
総額330円です。
▲写真フレームはダイソーで販売しているA4黒枠をチョイスしました。
▲写真コーナーシール。写真を固定するときに使用します。
▲カラーペーパー(黒色)。これで額装マットを製作します。
写真フレームの作り方
▲フレーム裏側のツメをマイナスドライバーでこじ開け、バックパネルを外します。写真フレームは簡単に分解できます。
▲フレームの中に入っている印刷物の裏側(白面)に、A4サイズの用紙中央に2L判写真が収まるように目印を付け、写真を配置します。
▲写真を固定する「写真コーナーシール」を貼ります。写真コーナーシールはそのままの大きさで使用すると見えてしまう可能性があるので小さくカットしました。
▲黒色カラー用紙で余白部分を覆う額装マットを製作します。2L写真より5mm小さい窓(左右・天地各10mmほど小さく作図して、カッターナイフで切り抜きます。
▲「バックパネル・白い紙・写真・額装マット・透明フィルム」の順番で重ねます。
▲すべて重ねるとこんな感じ。額装マットと写真にズレがないことを確認します。
▲問題がなければA4フレームに納めます。止め金具をマイナスドラーバーで曲げて固定します。
▲完成! 総額330円の額縁とは思えないでしょ! 表面を覆う透明フィルムに埃が付着しないように仕上げるのがポイントです。
まとめ
100均の写真フレームは「値段相応のつくり」ですが、展示すればさほど気になりません。総額330円から写真額装を楽しむことができます!
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