Text/Photo:ちゃんまさ
カメラを趣味すると撮影機材ががどんどん増加し、保管場所に困ることがあります。カメラやレンズは防湿庫に保管するのが定番ですが、三脚やライトスタンドの収納は、すぐに思い浮かびませんよね。今回は、2500円程度のローコストで美しく収納する方法をご紹介します。
傘立て(15マス)が長尺収納に使える!
私が長年困っていたのがライトスタンドの保管。長い間、壁に立てかけるような感じで保管していましたが、これが美しくありません・・・。
というわけで困った時のアマゾン先生ですが、いろいろ検索しましたが「専用品」は販売されていませんでした。
不二貿易 傘立て 15マス 幅47.5cm クロム 96710(15本用)
寸法 | 幅 475mm |
奥行き 285mm | |
高さ 620mm | |
構造部材 | 金属(鋼) |
表面加工 | めっき(クロム) |
使えそうな代用品を探してみると「傘だて」が流用できそうな予感。傘立てといっても家庭用から業務用までさまざまなタイプがあります。今回は、どちらかというと業務用寄りの製品に照準をあわせ、大容量の15マス仕様かつ低価格の製品を選択しました。
1マスの大きさは80mm×76mm。トレー底面(水受け皿)からマスまでの高さは475mm。ライトスタンド、一脚、アンブレラ、ムーブ等が収納できそうです。
標準組み立て
必要工具:プラスドライバー(No.3)
商品は翌日到着。組み立て時間は10分程度。製品に工具は含まれておらず、組み立て時に大サイズの+ドライバーが必要です。
本体フレームは金属製のクロームメッキ仕上げ。トレー部分(水受け皿)は樹脂製です。
使いやすく自己流に魔改造
そのまま組み立てても問題なく利用できます。
しかし、フレームの底にM6ネジのゴム製アジャスターが付いています。M6ネジのキャスターを装着できると判断し、魔改造をおこなうことにしました。
必要工具:12mmスパナ
ダイソーに行くと、M6ネジのキャスターが2種類販売されています。
2個セットで110円(樹脂製)のものと1個110円(金属フレーム・ゴムタイヤ)の2種類あります。
10分ほど悩んだ末、強度が優れそうな金属フレームの方を購入しました。4個必要なので440円の出費です。
交換作業は、フレームから標準のゴム製アジャスターを取り外し、ダイソーで購入したキャスターをねじ込むだけ。12mmスパナが必要です。
完成です! 強度は問題なさそうです。キャスターがついたので、撮影部屋をスムーズに移動できるようになりました。掃除するのも楽になりそうです。
収納時
ライトスタンド7本、アンブレラ3本、トレペ、レフ板、ブーム、一脚などを収納。バウンス用アンブレラは、そもそも傘なので相性抜群です(笑)。
1マスに1アイテム入れるとこんな感じになります。大型三脚はマスに収まりませんが、1脚がけすることで収納可能です。
まとめ
長尺系の撮影用品を収納するなら「業務系傘立て」で決まりですね! まじでおすすめです。用途は異なっ裏ますが。釣り竿の収納にも適していると思いますよ。
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