株式会社コシナは、ソニーEマウント用レンズ「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical SE」を発表した。すでに発売中の「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical」との違いを調べてみました。
追記
Eマウントレンズ「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical SE」の発売日が6月24日に決定しました。
NOKTON 40mm F1.2 Aspherical SEの特徴
「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical SE」のSEとは、Still Edition(=スチルエディション)の頭文字を取って命名されたもの。
SEは、写真撮影に特化したモデルとして開発され、写真撮影時に不要と思われる「絞り環のクリック機能」を取り除くことで小型軽量化を実現。同時に内部構造や外観デザインを見直すことで、販売価格が低く抑えられたことが大きな特徴になる。
フォーカス機構はマニュアルだが、Eマウント規格の電子接点が搭載され、対応カメラと組み合わすことで「Exifデータの書き込み・ピントリング操作時のファインダー拡大・カメラ内レンズ補正・ボディー内5軸手ブレ補正」が使えるメリットがある。
光学性能は、非球面レンズ2枚(4面)を採用し、フルフレームの画面周辺部まで高い解像度を保ち、色被りなどの現象を抑えた高水準の画質を実現。
汎用性に優れた40mmの画角は、APS-Cカメラと組み合わすことで60mm相当で扱うこともできる。
本体は、高精度加工された総金属製ヘリコイドユニットと高品質グリースを組み合わすことで適度なトルクと滑らかな操作感覚を実現。微妙なピント調整可能にします。
スペックの違いを比較
NOKTON 40mm F1.2 Aspherical SE | NOKTON 40mm F1.2 Aspherical | |
焦点距離 | 40mm | 40mm |
口径比 | 1:1.2 | 1:1.2 |
最小絞り | F22 | F22 |
レンズ構成 | 6群8枚 | 6群8枚 |
画角 | 55度 | 55度 |
絞り羽根枚数 | 10枚 | 10枚 |
最短撮影距離 | 0.35m | 0.35m |
最大撮影倍率 | 1:6.2 | 1:6.2 |
最大径×全長 | 66.5mm×51.9mm | 70.1mm×59.3mm |
フィルターサイズ | 58mm | 58mm |
重量 | 340g | 420g |
レンズフード | 付属 | 付属 |
絞りクリック切り替え機構 | なし | あり |
電子接点 | あり | あり |
フォーカス拡大機能 | 対応 | 対応 |
Exif情報 | 対応 | 対応 |
レンズ補正選択 | 対応 | 対応 |
5軸ボディ内手ブレ補正対応 | 対応(対応ボディ) | 対応(対応ボディ) |
発売時期 | 2017年10月5日 | |
価格 | ¥100,000(税別) | ¥135,000(税別) |
標準モデルとSEの違いは「外装デザイン・サイズ・重量・絞りクリック切り替え機構・価格」の5点になります。
外観デザインは、SEの方が直線的で現代的な印象です。個人的にはFIJIFILM Xマウントの雰囲気に似ていると思うのですが。
光学性能は同一ですが絞りクリック切り替え機構を取り除くことで60gの軽量化と35,000円のプライスダウンを実現する。
まとめ
絞りクリック切り替え機構を取り除くことで35,000円のプライスダウンを実現。直線的なデザインは、α7にマッチしそうな雰囲気です。写真ユーザーなら選択ありの商品だと思います!
もちろん、動画撮影も問題なく使用できますのでご安心ください!
最後までお読みいただきありがとうございます
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