SNSやブログなど開設すると「モノ」を撮影する機会が増えてきます。商品を購入した時「SNSで自慢しよう」と思い写真撮影しても、なかなか綺麗に写りませんよね? ポイントは背景! 100均各社が扱う「フォトジェニックシート」を購入すれば、自分の部屋がミニスタジオに変身。ライティングにコツがいりますが、昼夜問わず部屋の片隅でワンランク上の写真を撮影できるのでオススメですよ。
フォトジェニックシートという存在
部屋の中で商品を撮影すると「生活感」が出てしまうことがあります。そのような時「フォトジェニックシート」があると何かと便利。
フォトジェニックシートの上に商品を置いて写真を撮るだけ! 背景に素材写真が入ることで写真映えが格段にアップします。
部屋の片隅がミニスタジオに変身!
部屋の中に「ミニスタジオ」を作る方法をご紹介します。
フォトジェニックシートは「A4よりもA3」といった感じで大きくなるほど有利です。
用意するものリスト
ダイソー | フォトジェニックシート A3 | ¥110円 |
フォトジェニックシートを活用するコツは「光源」にこだわること。窓際の自然光や蛍光灯でも撮影できますが、一眼カメラを持っているなら光源にもこだわりたいですね。
オススメは、Godoxのワイヤレスストロボとライトボックス。ストロボを使えば、時間(夜中でもOK)を問わず安定した写真を撮影できます。
ダイソーのフォトジェニックシートA3はこんな感じ
▲ダイソーの「フォトジェニックシートA3・ナチュラル」を購入しました。2022年1月現在、在庫店舗が少ないようです。欲しい人は、大型店で在庫を探してみると入手できる確率が高くなるかも。
▲絵柄が両面印刷されたシートが2枚セット。合計4柄で撮影できます。個人的に使いやすいと思った写真は上記2点。ガジット類の撮影に相性抜群です。
▲女性向きな背景写真もあります。料理写真と相性が良さそうです。
ミニスタジオの作り方1 俯瞰撮影
「真上から撮影する方法」をご紹介します。
使用機材
カメラ:α7RIV
レンズ:FE24105mm F4 G OSS
ライトボックス:Godox 80×80cm
ストロボ:Godox TT600(1灯)
コマンダー:Godox X-PRO
▲ライトセッティングはこんな感じ。ライトボックスは商品ギリギリまで近づけます。商品の影がキツイ場合は手前にレフ板をおきます。絞り22ぐらいまで光量アップすると被写界深度が深くなります。
▲テーブルなどの上に「フォトジェニックシート」を敷きます。その上に撮影したいグッズをおきます。
参考露出
Godox TT600:1/2発光(コマンダーはGodox X-PRO使用)
絞り:F22 シャッタースピード:1/250秒 感度:ISO100
ホワイトバランス:5000K
▲トリミングするとこんな感じ。下側の細部が黒く潰れたので手前を白レフで起こしています。真正面から撮影するのがポイントです。
▲背景写真を変えてみました。
ミニスタジオの作り方2 正面写真
撮影難易度が高くなりますが「商品を立てた状態で撮影する方法」をご紹介します。
▲ライトセッティングはこんな感じ。フォトジェニックシートを壁(壁紙)にぴったり配置します。商品の影がキツイ場合は手前にレフ板をおきます。
▲撮影したいグッズを立てた状態で撮影します。
フォトジェニックシートの代用品は身近にいっぱい
今回、100均のフォトジェニックペーパーを使って商品撮影する方法をご紹介しました。
背景は100均にこだわらなくても身近なモノ(カラーボックスの余った中敷、和紙、タイルなど)が背景紙として活用できます。
まとめ
背景をひと工夫するだけで綺麗な商品写真が撮影できます。フォトジェニックシートはマジで使えますよ!
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