USB3.2 Gen2対応|M.2 SSD外つけケースで余ったSSDを有効活用

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撮影機材

外つけSSDが高速化していますが、高速なThunderbolt認証製品は価格が高価な傾向ですよね。

Windowsパソコンの場合、そもそもThunderboltポートが付いていない機種も多く、そこでオススメなのが、USB3.2 Gen2規格の外つけSSDケースの活用法です。

Thunderboltと比べると速度は劣りますが、余り物のM.2 SSDを活用すれば、低コストで外つけSSDを導入できます。

というわけで、USB3.2 Gen2規格の格安ケースを買ってみました。これが結構使えたのでシェアしますね。

Text & Photo:ちゃんまさ

SANZANG MASTER USB3.2 Gen2対応M.2 SSDケース

ちゃんまさ評価 ★★★★★★★☆☆☆ 7点

メリット
●価格が安価
●1000MB/s程度の速度が期待できる
●軽量&コンパクト
●複数のパソコンで利用できる
●TRIM対応で速度低下しない

デメリット
●耐久性が未知数
●各部の作りが安っぽい

商品開封

SANZANG MASTER USB3.2 Gen2対応外つけSSDケースの同梱物。

同梱品 ケース本体
USBケーブル(C to A)
ヒートシンク
シリコンパッド
M.2 SSD 固定部品
マニュアル

製品仕様

SANZANG MASTER USB3.2 Gen2対応外つけSSDケースは、市販のM.2 SSDを組み込むための外つけケースです。この製品はケースのみなので、別途M.2 SSDが必要です。

組み付け可能なM.2 SSD

対応 → M&B KET(NVME/PCIE)・M KYE(NVME/PCIE)
非対応 → M&B KET(NGFF/SATA)・B KYE(NGFF/SATA
対応サイズ → 2230・2242・2260・2280
転送速度 → 読み取り:1055MB/s 書き出し:1030MB/s
OS対応 → Windows・Mac OS・Linux・Chrome OS

本体デザイン

本体サイズは、縦120mm × 横35mm × 厚さ12.5mmのコンパクトサイズで、本体材質は、アルミとプラスチック製です。ポケットに入る大きさです。カラーはシルバーのみの1色展開です。

本体正面に、青色LEDを内蔵。パソコン接続時は青色に点灯し、データ通信時は点滅し、通信状態がわかります。

接続ポートは、USB3.2 gen2規格のタイプC形状になります。通信速度は最高10Gbpsになります。

工具不要で組み立て可能

組み立て時に、工具等を用意する必要はりません。

組み立て手順

底部カバーをスライドして取り外す

底部カバーを正面向かって左側にスライドして、底蓋を取り外します。

アルミハウジングを引き出す

アルミ製ハウジングをスライドさせ、本体から取り外します。

SSDにシリコンパッドを貼る

シリコンパッド表面の保護シートを剥がし、M.2 SSDに貼ります。

シリコンパッドにヒートシンクを貼る

シリコンパッド表面の保護シートを剥がし、付属のヒートシンクを貼ります。

本体端子にSSDを斜めに刺す

組み立てたSSDをケース本体の端子部分に挿入します。斜め方向で挿すのがコツです。

SSDをゴム製部品で固定

SSD端の部分にゴム製固定部品を取り付け、SSDをケース側に押し付けます。ゴム製固定部品を本体の穴に押し込みSSDを固定します。

アルミハウジングを取り付ける

本体にアルミハウジングを取り付けます。

底部カバーをロックする

本体に底部カバーをスライドさせて取り付け、アルミハウジングをロックします。完成です。

速度計測

パソコンのUSB3.2 Gen2ポートに直刺しして、クリスタルディスクインフォで速度計測しました。

M.2 SSDは「TEAM MP33 PRO 2TB(Gen3)」を使用。M.2 SSD単体のスペックは「公称値:読み込み1800MB/s 書き込み1500MB/s」になります。

USB 3.2 Gen2接続時

▲ハブは使用せず、USB3.2 Gen2ポートにダイレクト接続。データ受け渡し用の用途なら、十分高速です。

USB 3.2 Gen1接続時

▲ハブは使用せず、USB3.2 Gen1ポートにダイレクト接続。速度は遅くなりますが、汎用性の高さが魅力です。

こんな人におすすめ

SANZANG MASTER USB3.2 Gen2対応外つけSSDケースは「すでに使わなくなったM.2 SSDが手元にある人」にオススメの製品です。

USB3.2 Gen2に対応するため使い勝手がよく、ポケットに入る小型軽量なので携帯性もバツグンです。

最新のM.2 SSDを購入しても転送速度の都合で本領を発揮できませんが、余ったM.2 SSDを活用できれば、実質的な導入コストは2000円以下。ネットの買い物で溜まったポイントの消費用としてもオススメですね。

まとめ

本記事では、SANZANG MASTER USB3.2 Gen2対応外つけSSDケースをレビューしました。

そこそこ高速な外部ストレージとして活用できます。

この記事を書いた人
ちゃんまさ

雑誌編集部勤務を経て、個人制作会社を設立。30年以上にわたり雑誌取材、企業の企画執筆・写真撮影・TV番組の撮影などに従事。業務で得た経験や知見をもとに、カメラ・写真レタッチ・動画編集・商品レビューなどの情報を発信します。

ソニーイメージングプロサポート会員 NPS会員

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