眼鏡市場 ALL-DRIVE 夜間運転対応のドライブ専用メガネを購入!

スポンサーリンク
アクセサリー

運転に特化したメガネ用レンズの存在を知る

私はメガネを眼鏡市場で買い続けています。その理由、屈折率の大きい薄いレンズ(屈折率1.74)が追加料金なしで選択できるので、追い金を求められる他店よりリーズナブルに仕上げれられることが多いんですよね。フレームを壊した時も、部品を取り寄せ修理できる点も魅力的です。ドライブ専用メガネの扱いを調べてみるとALL-DRIVEという製品を扱っています。光の波長をコントロールすることにより眩しさや視認性を高める効果があり、度入りレンズにも対応しているので購入を決意しました。

ドライブ専用レンズは「ALL-DRIVE」ブランドで販売

ALL-DRIVEは、運転中に一番眩しいと感じる色域をピンポイントで抑え、対向車のヘッドライトや街灯の眩しさを抑えます。ALL-DRIVEの凄いところは、青色から赤色までの可視光線を、4箇所の領域(青色、黄色、橙色、赤色)をピンポイントで抑えています。

また、ALL-DRIVE夜間走行も想定した設計になっており、可視光線透過率78%に設定されています。明るい対向車のヘッドライト、街のイルミネーション、濡れた路面の反射を軽減しながら、信号・道路標識・走行ラインははっきり見えるようにチューニング。眼にかかる負担を抑えます。

ALL-DRIVEは、発売から7年ぐらい販売されています。陳腐化の激しい昨今、長期間販売されているよいうことは「実績あり」と判断できますよね。

レンズ色は緑色です。

気になる価格や納期

ALL-DRIVEは特殊なレンズになるので店頭在庫はありません。レンズをメーカー発注してからメガネ製作するので納期おおよそ1週間です。

今回、ローコストで製作したかったので、眼鏡市場でもっとも安価なメガネ(1万3200円の商品)の中から選択しました。ALL-DRIVEは、レンズ屈折率が1.60のためレンズが厚くなることを想定し、フロントセルから選択しました。条件は鼻パッド付きであること。試行錯誤の末「CRP-3022 BLUMB」を選択。

価格は、1万3200円に特別レンズ料金の3300円追加。総額1万6500円です。実際は、クーポンを使って少しお安く購入できました。

ALL-DRIVEの注意点

ALL-DRIVEのレンズ色は薄い緑色です。通常、色付きのメカネ用レンズは透明レンズの表面に着色(数ミクロンの厚み)するのが一般的です。ところが、このレンズは、レンズ樹脂自体に着色した上、さらにレンズ表面にも染色する凝った作りになっています。

そのため、屈折率は1.60のみの設定で、同一屈折率の一般的なレンズと比較すると厚くなるそうです。また、度数や乱視によってレンズの厚みが増すと透過率が低下するため「JIS規格の夜間運転適合」のオーダーできる範囲が制限されます。

私は「近視-3.50、乱視なし」ですが、オーダーできました。

こんな感じ

完成したメガネはこんな感じです。レンズは厚みがあります。フロントセルを選んで大正解でした。フレームレスや薄枠フレームをチョイスするとレンズの厚みが強調されるので、度数の大きい人は、フレーム選びは重要に!

インプレッション

昼間走行

まずは昼間の運転から。視界の色が、レンズ色の黄緑が帯びた世界になります。しかし、人間の目は順応する機能を備えているので、見た目の半分ぐらいの印象です。可視光線透過率78%なので、一般的なサングラスのような減光感は感じられません。そのためトンネル内を走行しても暗さが気になることはありません。

曇天時になると一変。視界の情報量が多くなり、より一層見えるようになります。晴天の効果は薄いかもしれませんが、曇天時は確実に視認性がアップします。

ALL-DRIVEのデメリットは、フロントガラス内側の汚れが目立つこと。無色のメガネだと気にならないのに、ALL-DRIVEはわずかな拭きムラが気になります。

夜間走行

続いて夜間走行です。可視光線透過率78%なので、当初は「若干暗い?」と感じます。しかし、慣れてくると、明るい部分がよく見えることに気づき、暗い部分は黒く引き締まった感じになるので、相対的に見え領域が拡大された印象です。潤いというかみずみずしさ、光沢感が増す印象です。

黄緑色のレンズ色は、昼間よりも気になりません。HIDのヘッドライトがハロゲンライトのように見え、白色蛍光灯はイエローぽく、白熱球はそのままの感じで見えます。また、信号機の青色と赤色の鮮やかさが強調され「眩しい」と感じるぐらいです。

ただし、すべての光源の眩しさが抑えられるわけではありません。対向車の光軸が狂ったヘッドライトは眩しいです。個人的には、世の中のヘッドラトがすべてイエローバルブに交換された印象です。

結果的に「視力が上がったのでは?」と錯覚します。購入して大正解です。高速道路の長距離運転は試していないので、機会があれば追記します。

気づいたこと(箇条書き)

夜間走行時、視力が上がったと錯覚するほど見える。
夜間走行時、フロントガラス内側の汚れが目立ちます。徹底した空拭きが必須。
夜間走行時、レンズ色は気になりません。
昼間走行時より夜間走行時のメリットが大きい。
昼間走行時、トンネルの暗さはまったく気にならない。
昼間走行時、視界は黄ばんだ世界。
曇天昼間走行時、視界が明るく感じる。
普段使いの場合、夜間の照明が一切ない真っ暗の場所は「より真っ黒」に。

長距離インプレッション

2021年12月15日 岐阜〜石川(下道往復400km)
岐阜〜石川の早朝3時出発、午後10時帰宅の日帰り弾丸ツアーは何度もおこなっています。今回は購入後3ヶ月経過したので追記します。
目の奥の痛み、翌日の頭痛はまったく発生していません。長距離ドライブの翌日が普段通りに生活できるようになったのが最大のメリットです。鎮痛剤を飲む必要がないので経済的にも軽減しています。
レンズの色については、夜間走行はまったく気になりません。日中は夕方のような感覚ですが、こちらも慣れてしまいます。
メガネの使用状況は、普段は無色のメガネ、運転時だけALL-DRIVEを使用しています。体がALL-DRIVEに慣れてしまうと「頭痛が再発するのでは?」と危惧して意図的に控えています。
運転用メガネとして暗いサングラスや偏向グラスを購入しましたが、私の体にはマッチしませんでしたが、ALL-DRIVE購入後3ヶ月経過した時点の評価は「確実に効果あり」といえます。

2021年9月6日 岐阜〜石川(下道往復400km)
ALL-DRIVE購入後、初の長距離ドライブは下道400kmの運転。往路は夜間走行と昼間走行、復路は夜間走行です。通常のメガネだと、翌日に目の奥に鈍痛を感じて頭痛い見舞われていましたが、今回は全身の肉体的疲労は残りましたが、頭痛は発生しませんでした。特筆すべきは復路の夜間走行。通常は疲労によって視力が著しく低下しましたが、今回は視界が良く見えます。個人的には、「効果あり」と判断します。
気づいたことは、300番台国道のような「街灯のない道」を走行するとき。周囲の環境が相当暗く感じますので、運転時は積極的なハイビームを活用することがALL-DRIVEの特性を活かすキモだと感じました。

まとめ

これまで運転用メガネとして、透過率の低いサングラス、偏向グラスを試してきました。ところが、ドライブによる眼精疲労を軽減するには至りませんでした。

眼鏡市場のALL-DRIVEは、確実に効果があると思います。今後、1ヶ月、半年、1年と、長期的に感じることあれば付け加えようと思います。

この記事を書いた人
ちゃんまさ

雑誌編集部勤務を経て、個人制作会社を設立。30年以上にわたり雑誌取材、企業の企画執筆・写真撮影・TV番組の撮影などに従事。業務で得た経験や知見をもとに、カメラ・写真レタッチ・動画編集・商品レビューなどの情報を発信します。

ソニーイメージングプロサポート会員 NPS会員

ちゃんまさをフォローする
スポンサーリンク
シェアして頂けると励みになります!

コメント

タイトルとURLをコピーしました