写真&テキスト:ちゃんまさ
ソニーのミラーレス一眼を愛用するユーザーにとって、CFexpress Type Aは憧れの記録メディアですよね。しかし、ソニーのみが採用している状況が続いており、そのためメディア価格が「高すぎる」ことから、長らく普及が滞っていました。
ところが、2024年からサードパーティ製のCFexpress Type Aが発売され、価格が徐々に下降する局面に突入しました。そして、レキサーからは、SDXC UHS-IIと同等の価格で購入できる製品も登場し、CFexpress Type Aが一気に普及しました。
2025年には、高速通信に対応した「CFexpress Type A Gen4」が普及する予感があります。注目の製品やType A対応カードリーダーを厳選しましたので、セールなどで安く購入できるチャンスがあれば、思い切って購入してみましょう!
CFexpress Type Aとは
CFexpressは、3つの規格(Type A・Type B・Type C)がCFアソシエーションにより制定されています。ミラーレス一眼の多くがType Bを採用する中、ソニーのミラーレス一眼やカムコーダーは実績のないType Aを採用したことで、Type BとType Aが混在した状態で販売されています。
シェアはType Bが圧倒的多数であり、2025年の価格はSDXC UHS-II V90より安価な製品が出回っています。
一方、Type Aはソニー1社に限定されるため、メディア専業メーカーの参入が少なく、高値安定状態が続いています。ところが、2023年後半頃からType Aの160GB製品がセールで約1万円で販売されるなど、SDXC UHS-II V90と同等価格の製品が流通し始めました。
2025年には、CFexpress Type A Gen4対応製品のリリースと、旧規格製品の普及(低価格化)が予想されます。
CFexpress Type AとType Bの違い
CFexpress 2.0 | Type A | Type B |
サイズ | 20×28×2.8mm | 29.6×38.5×3.8mm |
インターフェース | PCIe 3.0×2 | PCIe 3.0×4 |
プロトコル | NVMe 1.4 | NVMe 1.4 |
理論最高速度 | 2000MB/s | 4000MB/s |
採用メーカー | ソニー | キヤノン・ニコン・富士フィルムなど |
インターフェース CFexpress Type AとType Bのどちらも、パソコン内部の通信規格であるPCIe 3.0(CFexpress 2.0)を採用しています。しかし、レーン数についてはType Aが1レーンに対し、Type Bは2レーンあり、最大速度に2倍の差があります。Type Aは、小型化の代償として最大速度と最大容量が犠牲になっています。
互換性 CFexpress Type AとType Bは、本体サイズが異なり「互換性」がありません。
2023年8月、CFアソシエイションはCFexpress 4.0を発表しました。CFexpress Type Aは理論最高速度2GB/s、CFexpress Type Bは理論最高速度4GB/sへ向上しました。
※CFexpress 4.0は、CFexpress 2.0と互換性があります。
CFexpress Type Aの選び方
CFexpress Type Aの製品選びで注意したいポイントは、おもに「最大書き込み速度」「CFexpress Type Aマークの有無」「最低持続書き込み速度(VPG)」の3点です。
CFexpress Type Aマークの有無
CFアソシエイションに加盟するメーカーの製品には「マーク」が表示されます。
CFexpres規格
CFアソシエイションマークに「A」のみ表記 | CFexpress 2.0 |
CFアソシエイションマークに「A」と「4」が表記 | CFexpress 4.0 |
CFexpress 2.0とCFexpress 4.0の見分け方は、CFアソシエイションマークに「A」のみの表記がされている場合はCFexpress 2.0、Aの左に「4」と記載されているものがCFexpress 4.0です。
VPGの数値
VPGとは「ビデオパフォーマンスギャランティー」の略で、動画撮影時に保証された最低書き込み速度が記載されます。
VPG800 | 動画書き込み速度800MB/sを保証 |
VPG400 | 動画書き込み速度400MB/sを保証 |
VPG200 | 動画書き込み速度200MB/sを保証 |
記録メディアは、連続書き込み時に発熱する特性があり、その結果、書き込み速度が低下します。VPG400は、発熱による速度低下に強い製品です。
8K60Pの収録など特殊な用途では「速度低下=停止」となるため、致命的な問題となりますが、写真の連写時は速度が低下するだけなので、問題なく使用できます。数秒間の連射であれば、最低持続書き込み速度200MB/sでも問題ないと個人的には考えています。
メディアの種類
メディアには、主にqSLC、TLC、QLCの3種類があります。
qSLC | ハイスピード・高耐久・高信頼 → 高価格 |
TLC | スピードと耐性久をバランス |
QLC | 価格重視 → 低価格 |
CFexpress Type Aを業務用途で毎日使うなら、qSLCが望ましいですが、信頼性と引き換えに導入コストが高くなります。
趣味で使用するなら、TLCやQLCでも問題ないと思います。寿命を気にするなら、高容量の製品を選択すると寿命が向上します。
CFアソシエイション加盟企業
CFアソシエイションの公式サイトで公開された加盟企業は、下記の通りです。
CFアソシエーションで加盟企業を確認する リンク
CFexpress Type Aは必要か?
個人的な主観ですが、SDXC UHS-II V90とCFexpress Type Aの価格が同等になれば、CFexpress Type Aのメリットが際立ちます。
ブログ管理人は、ソニーα7R5とLexar SILVER 160GBの組み合わせで運用中です。SDXC UHS-II V90と比べてバッファ開放時間が圧倒的に速く、PCへの取り込み時間も大幅に短縮されます。連射を多用するシーンでは、CFexpress Type Aカードは欠かせない存在です。
ただし、スタジオ写真など連射しない用途では、CFexpress Type Aカードのメリットを体感することはできません。その場合は、過去に購入したSDXC UHS-II V90で運用しています。
これから新規購入するなら、CFexpress Type Aカード一択です。
新規格 CFexpress Type A(CFexpress 4.0)おすすめ製品
アマゾンで気軽に購入できる「CFexpress Type A 4.0」製品を、下記に厳選しましたのでご紹介します。
ProGrade Digital IRIDIUMシリーズ
プログレードデジタルIRIDIUMシリーズは、CFexpress Type AのCFexpress 4.0(第4世代)として販売された製品です。IRIDIUMシリーズは「最大読込1800MB/s、最大書込1700MB/s」を発揮するプロフェッショナルモデルに仕上げられています。
CFexpress 4.0ですが、480GBモデルは最低持続書き込み速度が800MB/sまで低下します。実用上問題ないと思いますが、価格が高価なので、映画レベルの動画制作用途では「Nextorrage A2 PROシリーズ」を購入した方が安心です。qSLCではなくTLCという点も、価格に見合わないかもしれません。
規格 | CFexpress 4.0 |
容量 | 480GB / 960GB |
メモリータイプ | TLC |
最大読み出し速度 | 1800MB/s |
最大書き込み速度 | 1700MB/s |
最低持続書き込み速度 | 1450MB/s ※480GBモデルのみ800MB/s |
VPG | VPG200 |
備考 | データ復旧ソフト「メモリーカード ファイルレスキュー」無料 保証:3年 生産国:台湾 |
Nextorage A2 SEシリーズ
おすすめ コスパ重視で最新規格を選ぶならコレがおすすめ!
Nextorage A2 SEシリーズは、CFexpress Type AのCFexpress 4.0(第4世代)として販売された製品です。A2 SEシリーズは「最大読込1900MB/s、最大書込1700MB/s」を発揮しながら、安価な価格に抑えた注目のグレードです。
注意点は、容量ごとに最低持続書き込み速度が変化する点です。8K撮影のような特殊な用途でない限り、実用上は問題ありません。
規格 | CFexpress 4.0 |
容量 | 256GB / 512GB / 1024GB |
メモリータイプ | TLC |
最大読み出し速度 | 1900MB/s |
最大書き込み速度 | 1700MB/s |
最低持続書き込み速度 | 1024GB = 1,500MB/s 512GB = 850MB/s 256GB = 400MB/s |
VPG | VPG200 |
備考 | データ復旧ソフト「メモリーカードファイルレスキュー」無料 保証:5年 生産国: |
Nextorage A2 PROシリーズ
4月下旬発売 世界初のVPG800準拠したqSLC採用のフラッグシップモデル
Nextorage A2 PROシリーズは、CFexpress Type AのCFexpress 4.0(第4世代)対応の高信頼・高耐久モデルです。A2 PROシリーズは「最大読込1950MB/s、最大書込1900MB/s」を実現し、世界初のVPG800準拠モデルです。
市場想定価格。※価格はすべて税込です。メーカー公式のプレスリリース
- NX-A2PROシリーズ: 79,790円(640 GB) / 49,790円(320 GB) / 26,990円(160 GB)
規格 | CFexpress 4.0 |
容量 | 160GB / 320GB / 640GB |
メモリータイプ | qSLC |
最大読み出し速度 | 1950MB/s |
最大書き込み速度 | 1900MB/s |
最低持続書き込み速度 | 1950MB/s |
VPG | VPG800 |
備考 | データ復旧ソフト「メモリーカードファイルレスキュー」無料 保証:5年 生産国: |
Nextorage A2 AEシリーズ
4月下旬発売 大容量に対応したTLC採用の中間グレード
Nextorage A2 AEシリーズは、CFexpress Type AのCFexpress 4.0(第4世代)対応の実用モデルです。A2 AEシリーズは「最大読込1950MB/s、最大書込1400MB/s」を実現しました。
A2 PROシリーズとの違いは、NANDに安価で大容量化が容易なTLCタイプを採用し、速度と価格のバランスが取れた中間グレードとなっています。大容量化のメリットを活かした2000GBモデルもラインナップしています。
市場想定価格。※価格はすべて税込。メーカー公式のプレスリリース
- NX-A2AEシリーズ: 99,800円(2,000 GB) / 64,980円(1,000 GB) / 35,980円(500 GB)
規格 | CFexpress 4.0 |
容量 | 500GB / 1000GB / 2000GB |
メモリータイプ | TLC |
最大読み出し速度 | 1950MB/s |
最大書き込み速度 | 1900MB/s |
最低持続書き込み速度 | 1400MB/s |
VPG | VPG400 |
備考 | データ復旧ソフト「メモリーカードファイルレスキュー」無料 保証:5年 生産国: |
CFexpress Type A(CFexpress 2.0) おすすめ製品
SONY CEA-Gシリーズ
ソニー CEA-Gシリーズは、CFexpress Type Aとして初めて販売された製品です。TOUGHシリーズは「5倍の落下強度、10倍の曲げ強度、IP57の防塵防滴性能」など、強靭なボディを持つプロフェッショナルモデルに仕上げられています。Gシリーズは上位モデルとして位置付けられ、最高のパフォーマンスを発揮します。
信頼性の高いモデルですが、製品価格が高い点が残念なポイントとなります。製品開発はNextorageが請け負っていると思われます。
規格 | CFexpress 2.0 |
容量 | 640GB / 320GB / 160GB / 80GB |
メモリータイプ | 非公開 |
最大読み出し速度 | 800MB/s |
最大書き込み速度 | 700MB/s |
最低持続書き込み速度 | 400MB/s |
VPG | VPG400 |
備考 | データ復旧ソフト「メモリーカード ファイルレスキュー」無料 ※MRW-G2(カードリーダー)必須 保証:5年 生産国: |
SONY CEA-Mシリーズ
ソニー CEA-Mシリーズは、TOUGHシリーズの特徴である強靭なボディを備えつつ、大容量モデルに仕上げられています。
Mシリーズはコストを抑えるため、最低持続書き込み速度が200MB/s(VPG200)に抑えられています。製品開発はNextorageが請け負っていると思われます。
規格 | CFexpress 2.0 |
容量 | 1920GB / 960GB |
メモリータイプ | 非公開 |
最大読み出し速度 | 800MB/s |
最大書き込み速度 | 700MB/s |
最低持続書き込み速度 | 200MB/s |
VPG | VPG200 |
備考 | データ復旧ソフト「メモリーカード ファイルレスキュー」無料 ※MRW-G2(カードリーダー)必須 保証:5年 生産国: |
ProGrade Digital GOLDシリーズ
プログレードデジタル CFexpress Type A COBALTは、普及モデルの位置付けです。信頼性の高いSLCメモリーを採用し、最大読込速度800MB/s、最大書込速度700MB/s、VPG400のパフォーマンスを発揮します。
規格 | CFexpress 2.0 |
容量 | 120GB / 240GB / 480GB / 960GB |
メモリータイプ | TLC |
最大読み出し速度 | 800MB/s |
最大書き込み速度 | 800MB/s |
最低持続書き込み速度 | 600MB/s ※120GBのみ450MB/s |
VPG | VPG200 |
備考 | データ復旧ソフト「Refresh Pro」非対応 保証:3年 生産国:台湾 |
Lexar SILVERシリーズ
おすすめ コスパ重視で選ぶならコレがおすすめ!
レキサーは、2017年よりLongeys Electronics社(中国)の子会社になっています。CFexpress Type A SILVERは、転送速度が最大読込速度800MB/s、最大書込速度700MB/s、VPG200のパフォーマンスを発揮する普及モデルです。
CFアソシエイション認証製品としては最安値であり、SDXC UHS-II V90同等の価格で販売されています。普及モデルといってもSDカードより2倍以上の書き込み速度を発揮するので、メディアを買い足す際には購入を検討したいところです。
規格 | CFexpress 2.0 |
容量 | 320GB / 160GB |
メモリータイプ | qSLC |
最大読み出し速度 | 800MB/s |
最大書き込み速度 | 700MB/s |
最低持続書き込み速度 | 600MB/s |
VPG | VPG200 |
備考 | 保証:10年(並行輸入の場合は適用外の可能性あり)生産国:台湾 |
Lexar Professional CFexpress Type A SILVERシリーズを自腹購入し、ブログ記事【レビュー】Lexar CFexpress type A SILVERはコスパモンスターを執筆しましたので、あわせてご覧ください。
Lexar SILVER 160GBの実測値
ソニーα7R5で検証しました。
バッファが詰まるまで連写できる枚数
ソニーα7R5 | バッファが詰まるまでの連写枚数 |
Lexar Professional CFexpress Type A SILVER | 非圧縮RAW+JPEG同時記録 320枚 ※カード表面温度35度 |
SDXC UHS-II V90 | 非圧縮RAW+JPEG同時記録 52枚 |
SDXC UHS-II V60 | 非圧縮RAW+JPEG同時記録 43枚 |
SDXC UHS-I V30 | 非圧縮RAW+JPEG同時記録 39枚 |
バッファフルから解放されるまでの時間
ソニーα7R5 | バッファフルから解放されるまでの時間 |
Lexar Professional CFexpress Type A SILVER | 約9.5秒 |
SDXC UHS-II V90 | 約23秒 |
SDXC UHS-II V60 | 約42秒 |
SDXC UHS-I V30 | 約1分26秒 |
カメラ内フォーマットの時間
ソニーα7R5 | フォーマット時間 |
Lexar Professional CFexpress Type A SILVER | 1秒以内 |
SDXC UHS-II V90 | 約2.5秒 |
SDXC UHS-II V60 | 約2.5秒 |
SDXC UHS-I V30 | 約3.5秒 |
Nextorage A1 Proシリーズ
ネクストレージ A1 Proシリーズは、フラッシュメモリにqSLCを採用した上級モデルで、最高のパフォーマンスを発揮します。
価格を抑えるために40GBモデルも用意されていますが、この容量に限り書き込み速度が遅くなっています。予算があるなら、80GB以上のモデルを購入したいところです。
規格 | 不明 |
容量 | 640GB / 320GB / 160GB / 80GB / 40GB |
メモリータイプ | qSLC |
最大読み出し速度 | 950MB/s |
最大書き込み速度 | 950MB/s ※40GBモデルのみ600MB/s |
最低持続書き込み速度 | 850MB/s ※40GBモデルのみ550MB/s |
VPG | VPG400 |
備考 | データ復旧ソフト「メモリーカードファイルレスキュー」無料 保証:5年 生産国: |
Nextorage A1 SEシリーズ
Nextorageの高コスパ・普及モデル
ネクストレージ A1 SEシリーズは、フラッシュメモリにTLCを採用した普及モデルで、大容量モデルを中心に展開しています。
メーカーが想定する主要用途は4K動画の長時間収録です。容量によって最低持続書き込み速度が異なります。速度を重視する場合は、960GBモデルを選択したいところです。
規格 | 不明 |
容量 | 1920GB / 960GB / 480GB |
メモリータイプ | TLC |
最大読み出し速度 | 950MB/s |
最大書き込み速度 | 950MB/s |
最低持続書き込み速度 | 960GB = 400MB/s 960GB = 700MB/s 1920GB = 300MB/s |
VPG | VPG200 |
備考 | データ復旧ソフト「メモリーカードファイルレスキュー」無料 保証:5年 生産国: |
DELKIN DEVICES POWER BLACKシリーズ
DELKIN DEVICES CFexpress Type A BLACKは、転送速度が最大読込速度800MB/s、最大書込速度700MB/s、VPG400のパフォーマンスを発揮します。
この製品は、発熱による速度低下を重視した設計になっています。
規格 | CFexpress 2.0 |
容量 | 160GB / 80GB |
メモリータイプ | 非公開 |
最大読み出し速度 | 880MB/s |
最大書き込み速度 | 730MB/s |
最低持続書き込み速度 | 400MB/s |
VPG | VPG400 |
備考 | 保証:3年 生産国:台湾 |
DELKIN DEVICES POWERシリーズ
DELKIN DEVICES CFexpress Type A POWERは、転送速度は最大読込速度800MB/s、最大書込速度700MB/s、VPG400のパフォーマンスを発揮します。
発熱による速度低下を重視した設計になっています。
規格 | CFexpress 2.0 |
容量 | 160GB / 80GB |
メモリータイプ | 非公開 |
最大読み出し速度 | 880MB/s |
最大書き込み速度 | 730MB/s |
最低持続書き込み速度 | 400MB/s |
VPG | VPG400 |
備考 | 保証:3年 生産国:台湾 |
PERGEAR CFE-A Primeシリーズ
CFexpress Type Aの元祖 高コスパ・普及モデル ※ただし公認マークなし・・・
PERGEAR CFexpress Type A Primeは、転送速度が読込最大880MB/s、書込最大900MB/sを発揮します。いち早く低価格を打ち出してきたブランドですが、CFアソシエイションのマークやVPGの記載がないため、「CFexpress Type A互換品」の可能性が高いです。
レキサーCFexpress Type A SILVERの登場により、さらなる価格低下が期待されます。
規格 | 注意:CFexpress 2.0互換の可能性あり |
容量 | 1TB / 520GB / 26GB / 80GB |
メモリータイプ | 非公開 |
最大読み出し速度 | 880MB/s〜800MB/s |
最大書き込み速度 | 900MB/s〜800MB/s |
最低持続書き込み速度 | 600MB/s〜400MB/s |
VPG | 非公開 |
備考 | 生産国:中国 |
カードリーダー選びの落とし穴
CFexpress Type A 4.0規格が登場し、転送速度はUSB 3.2 Gen2×2(20Gbps)に匹敵する速度を期待できます。ただし、ポテンシャルを最大限引き出すためには「カメラ・パソコンポートの有無・SSD速度」など、すべての条件が合致することが重要です。
カメラ側の対応状況
現状、カメラでCFexpress Type A 4.0に正式対応している製品はありません。ソニーα1IIもCFexpress Type A 2.0対応と推測されるため、CFexpress Type A 4.0対応製品を購入しても書き込み速度は向上しません。
パソコン側の対応状況
Mac 現行Macは、接続ポートにThunderbolt 4を搭載するため、CFexpress Type A 4.0の転送速度の2倍の転送速度(40Gbps)まで対応できます。起動ディスクがボトムネックになることもありません。
Windows 現行Windows機でCFexpress Type A 4.0の転送速度を引き出すためには、下記の接続ポートを備えていることが必要です。起動ディスクがハードディスクやSATA SSDの場合、書き込み速度が遅く、ボトムネックが発生します・
規格 | 転送速度 | 対応 |
USB4(Thunderbolt 4) | 40Gbps | ○ |
USB 3.2 Gen2×2 | 20Gbps | ○ |
USB 3.2 Gen2 | 10Gbps | CFexpress Type A 2.0の速度まで低下 |
USB 3.2 Gen1 | 5Gbps |
カードリーダー側の対応状況
USB4(Thunderbolt 4)対応製品
ProGrade DigitalとNextorageから発売されていますが高価です。
USB 3.2 Gen2×2対応製品
いろいろ探してみましたが、ネット通販で気軽に買える製品は販売されていません。CFexpress Type A 4.0にベストマッチする規格だけに、安価な製品が販売されることを期待します。
USB 3.2 Gen2対応製品
ネット通販で2500円前後から購入可能。ただし、CFexpress Type A 4.0のポテンシャルを半分までしか引き出せません。
CFexpress Type A 4.0対応カードリーダー
Nextorage NX-SA1PRO
インターフェース | USB 4 |
転送速度 | 40Gbps |
本体端子形状 | Type C |
対応カード | CFexpress Type A |
付属ケーブル | USB Type C to Type C付属 |
ProGrade Digital PG09.6
インターフェース | USB 4 |
転送速度 | 40Gbps |
本体端子形状 | Type C |
対応カード | CFexpress Type A |
付属ケーブル | USB Type C to Type C付属 |
CFexpress Type A おすすめカードリーダー
CFexpress Type A用カードリーダーは、まだまだ少ない状態です。数少ない製品の中から、信頼性が高そうな製品を選択しました。ここでは、CFexpress Type A 2.0規格に適した「10Gbps対応製品」を紹介します。
ソニー MRW-G2
インターフェース | USB 3,2 Gen 2 |
転送速度 | 10Gbps |
本体端子形状 | Type C |
対応カード | CFexpress Type A / SDカード(UHS-II) |
付属ケーブル | USB A to Type C / Type C to Type C付属 |
ProGrade Digital PG09
インターフェース | USB 3,2 Gen 2 |
転送速度 | 10Gbps |
本体端子形状 | Type C |
対応カード | CFexpress Type A / SDカード(UHS-II) |
付属ケーブル | USB A to Type C / Type C to Type C付属 |
Lexar LRW530U-RNBNG
アマゾンスマイルセールで割引販売中!
Lexar LRW530U-RNBNG 9,980円 → 7,980円 https://amzn.to/449SZ5l
インターフェース | USB 3,2 Gen 2 |
転送速度 | 10Gbps |
本体端子形状 | Type C |
対応カード | CFexpress Type A / SDカード(UHS-II) |
付属ケーブル | USB A to Type C / Type C to Type C付属 |
TREBLEET CFexpress Type-Aカードリーダー
インターフェース | USB 3,2 Gen 2 |
転送速度 | 10Gbps |
本体端子形状 | Type C |
対応カード | CFexpress Type A |
付属ケーブル | USB A to Type C / Type C to Type C付属 |
Lexar Professional CFexpress Type A SILVERシリーズを自腹購入し、ブログ記事【自腹検証】TREBLEET CFexpress Type Aカードリーダーは安くておすすめを執筆しましたので、あわせてご覧ください。
まとめ
CFexpress Type Aカードは、高い転送速度と耐久性を提供するメディアで、連写や4K・8K動画撮影に適しています。
CFexpress 2.0から4.0への進化により、最大読込速度や書込速度が大幅に向上。価格帯や性能差があり、qSLCやTLCを採用したモデルが主流です。
業務用途では信頼性の高いqSLC製品、趣味用途ではTLCやQLC製品でも十分な性能を発揮します。選定時には、転送速度や最低持続書き込み速度(VPG)を確認することが重要です。
コメント