100均ブロアーはメインで使えるお得アイテム【カメラHOW-TO #2】

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アクセサリー

カメラユーザーの必須アイテムのひとつが、レンズやセンサーに付着したホコリを吹き飛ばす「ブロアー」ですよね。アマゾンで「ブロアー カメラ」と検索すると、国内外のメーカーが扱う製品が表示されます。500円以下の安価なモノから3000円を超える高級品までバリエーション豊かに揃っています。ダイソーのブロアーはアマゾン最安値の製品よりも格安。粗悪な作りかと思ったところ結構使える商品でしたので「2個目のブロアー」としてオススメします。

ブロアーの条件

ひとことでブロアーといっても、大小様々のタイプが発売されています。購入するときのポイントはなんでしょうか?

ブロアーの構造は単純であり、基本的にはタンク内の空気を細いノズルから噴射する仕組みです。そのためタンク容量が大きいほど、強力なエアーを噴射できます。

「理想的なブロアーは?」と問われたら、個人的には「大風量のブロアー」を優先します。小型ブロアーは、携帯性に優れる反面、パワー不足が否めません。

ソニーαは密閉性が悪い!?

ブロアーにはガス式のエアダスターがあります。高圧ガスを長時間噴射できるので一見便利に思えますが、カメラやレンズの密封性が悪いとレンズ内やファインダー内に埃が混入する恐れがあります。とくにソニーαの清掃にエアダスターを使用すると、ファインダー内部に埃が入りやすい傾向です。

内部に入ってしまった埃はメーカー修理でないと除去できません。面倒かもしれませんが、ブロアーの使用をお勧めします。

外出用ブロアー持参を推奨

ソニーαなどのミラーレス一眼ユーザーは、日頃から「レンズ交換時に埃が入りやすい」という弱点を嫌という程実感されているでしょう。外出先でレンズ交換するのは相当リスクが伴いますからね。

写真ユーザーは、写真に埃が写り込んでもPhotoshopなどで手軽に除去できます。ところが動画になると埃を除去することは困難です。そのため、ミラーレス一眼で動画撮影しているビデオグラファーは、カメラバックの中にブロアーが入っています。

ブロアーは自宅で使用するのが一般的です。しかし、ミラーレス一眼ユーザーだったら「カメラバックで持ち運び用ブロアー」を追加購入することを推奨します。万が一、外出先でセンサーに埃がついても慌てなくて済みますからね。

ダイソーのブロアー

ダイソー ブロアー ¥110円

ダイソーのブロアーは、ブラシ付きの小型タイプと大型タイプがあります。私が推奨するのは「大型」のタイプです。品番等は記載ありませんが、パッケージ裏面に「株式会社クリエーション」の記載があります。

従来は透明なプラスティック製パッケージに入って販売されていましたが、2021年12月現在はビニール袋に詰められて陳列されています。ダイソーは大型店から小型店までありますが、ブロアーは小型店でも販売されているようです。

価格は110円。私が購入した店舗は小型店でしたが、ガジェット関連グッス売り場の周辺に陳列されていました。カラーは「紺色」の1種類のみです。

ブロアーの細部をチェック

カラーは本体が紺色、ノズルが青色のツートンカラーです。材質は、グリップ部はTPR(熱可塑性エラストマー)素材で、ゴムとプラスチックの中間の柔らかさを備えた材質とのこと。ノズル部はABS(プラスチック)樹脂です。

サイズは、長さ約150mm、太さ約50mm。ブロアーとしては大型に部類できます。

国産メーカーの製品と比較

私が愛用しているブロアーは、アマゾンで購入した「UN ブロアー ワンコインブロアー(オレンジ) UNX-1330」です。購入価格は391円。

UNが扱うブロアーは、タンクとノズルがともにシリコンゴムでできており、ノズル先端とレンズやセンサーが接触しても傷を付けない配慮がなされています。しかし、実際のところ先端がレンズやセンサーに接触することは手先が不器用でない限り気にする心配はないでしょう。

ノズル部分はABS樹脂製です。

後ろの蓋は、穴が空いているように感じますが実際は穴は空いていません。一部ネット情報として「ゴム臭い」との情報を見かけましたが、私が購入した商品はゴム臭を全く感じませんでした。

使い勝手

写真右の小型ブロアー「エツミ ワンショットブロアー S ブルー VE-5285」は、アマゾンで444円で購入した商品です。

写真左側のダイソー製と比較すると、風量は大型のダイソーが圧勝です。ブロアーとしての機能はダイソーで十分満たしてくれます。

あえて注文をつけるなら、タンクの戻りに若干時間を要すること。ノズルの穴を若干拡大すれば解消すると思われます。

ブロアーの注意点

ブロアーは長年使用しているとタンク内部に埃が溜まってきます。この汚れた状態で空気を噴射しても、内部の埃を撒き散らす要因になります。

ダイソーのブロアーは、ノルズ部分が着脱可能。内部洗浄可能なので、定期的に水洗いすることを推奨します。安価なので寿命と割り切り、新品に買い替えるのも良いかも知れません。

まとめ

100均商品のイメージは「安かろう・悪かろう」のイメージですが、ダイソーが扱うブロアーは、几帳面な性格やブランドにこだわる性格でない限り、メインで使える品質と性能を備えています。

唯一のマイナスポイントは、カラー展開が1色であること。

カラーが妥協できれば購入価値ありだと思いますよ!

この記事を書いた人
ちゃんまさ

雑誌編集部勤務を経て、個人制作会社を設立。30年以上にわたり雑誌取材、企業の企画執筆・写真撮影・TV番組の撮影などに従事。業務で得た経験や知見をもとに、カメラ・写真レタッチ・動画編集・商品レビューなどの情報を発信します。

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