Text:ちゃんまさ
Photoshopを安価で買うなら「フォト(20GB)」が最適です。なぜなら、同等の機能をPhotoshop単品契約よりも安価な設定料金(年間14,080円〜)で利用できるからです。
ただし、Photoshopが使える「4つのプラン」を比較すると、生成クレジットやストレージ容量に違いがあります。Webデザインや商業印刷を主な目的とする場合は、他のプランの導入も検討したいところです。
その点について、Photoshop 5.5時代から30年以上愛用している管理人が、過去の経験談をもとに解説します。
Adobe Photoshopの公式紹介ページ→ Adobe公式サイト
フォトプラン20GB 価格:14,080円(1,180円×12)
Adobe Photoshopを使用できる4つのプランはコレ!
2024年10月現在、アドビ ホームページで販売中のAdobe Photoshopが使用できるプランは下記4プランです。
- Adobe Creative Cloudコンプリートプラン
- Photoshop 単体プラン
- フォトプラン 1TB(フォト 1TB)
- フォトプラン 20GB(フォト 20GB)
◆上記4プランの価格・使用できるソフト・付加価値などを独自の一覧表にまとめました。
フォト(20GB) | フォト(1TB) | Photoshop 単体プラン |
コンプリート プラン |
|
ソフトウェア | Photoshop Lightroom Lightroom Classic など |
Photoshop Lightroom Lightroom Classic など |
Photoshop Photoshop Express プレミアム など |
Photoshop Photoshop Express Lightroom Lightroom Classic Illustrator InDesign Premiere Pro など ほぼ全てのソフトが利用可能 |
契約形態 | サブスクリプション | |||
支払い方法・価格 | 年契約の月々払い:1,180円×12 年契約の一括払い:14,080円 |
年契約の月々払い:2,380円×12 年契約の一括払い:28,480円 |
月契約・月々払い:4,980円 年契約の月々払い:3,280円×12 年契約の一括払い:34,680円 |
月契約・月々払い:12,380円 年契約の月々払い:7,780円×12 年契約の一括払い:86,880円 |
違約金の有無 | あり | 月契約:なし 年契約:あり |
||
クラウド ストレージ容量 |
20GB | 1000GB | 100GB | |
生成クレジット | 100/月 | 500/月 | 1000/月 |
Photoshopが使用できるブランで、使用できるソフトウェア・料金設定・クラウドストレーシ要領などを1つに集約したものです。重視したい要素を比較できます。
Photoshopが使える「4プラン」を独自図表で「見える化」した!
◆Photoshopが使える4プランの年間総額を独自図表で解説(下図)
フォト(20GB) | フォト(1TB) | Photoshop 単体プラン |
コンプリート プラン |
|
1年総額 | 14,080円 | 28,480円 | 34,680円 | 86,880円 |
5年総額 | 70,400円 | 142,400円 | 173,400円 | 434,400円 |
年間の固定費の安さは、フォトプラン(20GB)が圧勝ですね。
フォトプラン(1TB)は、Photoshopに加えて「Lightroom」や「Lightroom Classic」も利用でき、年間の固定費はPhotoshop単体契約よりも安価なのです。おもにフォトグラファーにおすすめなプランです。
一方で、コンプリートプランは業務向けの強気な価格設定です。動画ユーザーは、買い切りのDaVinci Resolve Studioなどに回避できますが、Photoshopに加えて「Illustrator」や「InDesign」などが必要なデザイナーは、コンプリートプランから逃れられないでしょう。
◆Photoshopが使える「4プラン」のクラウドストレージ容量を独自図表で解説(下図)
フォトプラン(1TB)は、クラウドストレージ容量が標準で1,000GB(1TB)付属しており、大切なデータを安全に保存できるのが大きな魅力です。対照的に、フォトプラン(20GB)はコストを抑えるため、おまけ程度まで削減されている印象です。
フォトプラン(20GB)との差は、50倍と大差がつきます。フォトプラン(1TB)のクラウドストレージ容量が飛びくけていることが一目でわかります。
コンプリートプランやPhotoshop単体プランでは、標準で100GBのクラウドストレージが付属していますが、追加料金を支払うことで容量をアップすることができます。
◆Photoshopが使える「4プラン」の月間生成クレジットを独自の図表で解説(下図)
コンプリートプランでは、毎月1,000生成クレジットが付与され、Photoshopの生成AI機能「生成塗りつぶし」を月間1,000回使用できます。
フォトプラン1TBとPhotoshop単体プランも、毎月500生成クレジットが付与されます。Webデザイナーでバナー制作を多用するユーザーは、価格の安いフォトプラン1TBを選んでも、Photoshopの生成AI機能「生成塗りつぶし」を月間500回使用可能です。
RAW現像を中心に作業し、Photoshopの生成AI機能「生成塗りつぶし」をあまり使わない場合は、フォトプラン20GBを選択しても、全く問題ありません。
コスパ最強プランはフォトプラン20GBです。
Photoshop 5.5時代から30年以上愛用しているブログ管理人のちゃんまさは、フォトプラン20GBを「14,080円」で契約しています。毎月生成クレジットが少ないですが、経験上、上限に達したことはありません。
フォトプラン20GBでコストを抑え、浮いた予算を他社ソフトウェア(DxO PureRAWやTopaz Labs Photo AI)の購入に割り当てています。
動画編集は、買い切りのDaVinci Resolve Studioに移行しました。Premiere Proが使えなくれも問題ありません。
Photoshop以外に「Illustrator」も使用していますが、アドビが買い切り版として販売していた最終バージョン(Illustrator CS6)の正規ライセンスを保有するため、古いMac OS環境をIllustrator CS6専用に残して運用しています。
Adobe フォト(20GB)
Adobeフォトプラン20GBは、新名称:Adobe フォト(20GB)に変更されました。
◆Adobe フォト20GB(旧名称:フォトプラン20GB)で利用できる主要ソフト
- Photoshop
- Lightroom Classic
- Lightroom など
◆Adobe フォト20GB(旧名称:フォトプラン20GB)の付加機能
- 1TB(1000GB)のクラウドストレージ
- 毎月100生成クレジット
Adobe フォト20GBがおすすめな人は?
◆Adobe フォト20GBの魅力は下記2点
- 最安価で導入できる
- Lightroom Classicが使えること
動画編集をおこなう人は、買い切りのDaVinci Resolve Studioなどを導入すれば、業務用途にも完全対応でき、不便さや問題は特に感じないはずです。
ただし、データ保存用外付けHDDなどを別途用意する必要があります。パソコンにデータを保存すると、起動ディスクが圧迫され不具合が生じる恐れがあります。
フォトプラン20GBの購入方法と手順【改訂版】
◆Adobe公式フォトプランページ
- 公式ホームページの該当ページ「Lightroom Classic」にアクセスします。
- ページ下段までスクロールします。
- 2つのプランが表示されます。右側の「フォト(20GB)」と記載されたメニューが「フォトプラン20GB」になります。
- 「購入する」をクリックすると「フォトプラン20GB」が表示されます。ボタンを押しても即購入になりませんのでご安心ください。(見るのはタダです)
- 注意「詳細を見る」をクリックすると別ページが開き、フォトプラン20GBは表示されません。
Adobe フォト(1TB)
Adobeフォトプラン1TBは、新名称:Adobe フォト(1TB)に変更されました。
◆Adobe フォト1TB(旧名称:フォトプラン1TB)で利用できる主要ソフト
- Photoshop
- Lightroom Classic
- Lightroom など
◆Adobe フォト1TB(旧名称:フォトプラン1TB)の付加機能
- 1TB(1000GB)のクラウドストレージ
- 毎月500生成クレジット
Adobe フォト1TBがおすすめな人は?
◆Adobe フォト1TBの魅力は下記3点
- Lightroom Classicが使えること
- クラウドストレージが1TB(1000GB)の大容量
- 毎月500生成クレジットが付与
Adobeフォト1TBプランは、大切な撮影データなどを自宅ストレージとクラウドストレージに分散保存することで、より安全かつ確実に長期保存できるというメリットがあります。保存できる枚数を図表化(上図)すると、その違いは一目瞭然です。
また、WebデザイナーがPhotoshopを利用する場合、バナー制作等にPhotoshopの生成AI機能「生成塗りつぶし」を多用する傾向がありますが、月間500回処理でき安心して利用できます。
Adobe Creative Cloudコンプリートプラン
Adobe Creative Cloudコンプリートプランは、アドビソフトウェアのほとんどが利用できる最強プランです。Photoshopの他に「Adobe Illustrator」や「Premiere Pro」を併用したい人にオススメです。
◆Adobe Creative Cloudコンプリートプランで利用できる主要ソフト
◆Adobe Creative Cloudコンプリートプランの付加機能
- 100GBのクラウドストレージ
- 毎月1000生成クレジット
Adobe Photoshop 単体プラン
Adobe Photoshop 単体プランは、Photoshopのみを使用するユーザー向けの単体プランです。
◆Adobe Photoshop 単体プランで利用できる主要ソフト
- Photoshop
- Adobe Express
プレミアム プラン など
◆Adobe Photoshop 単体プランの付加機能
- 100GBのクラウドストレージ
- 毎月500生成クレジット
Adobe Photoshop単体プランがおすすめな人は?
正直なところ、Adobe Photoshop単体プランの魅力が見出せません。
まとめ
Adobe Photoshopを安い値段で購入すならフォト20GB一択です。ブログ管理人のちゃんまさも絶賛愛用中です!
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