100均人感センサー付LEDライトが防湿庫に使える!【カメラHOW-TO #6】

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アクセサリー

カメラを趣味にすると、知らぬ間に1本また1本と交換レンズが増えていきますよね。大切なレンズにカビを生やさないためレンズを保管する「防湿庫」を導入した人も多いのではないでしょうか? 防湿庫はピンからキリまでありますが、基本的な仕組みは「除湿すること」なので、低価格な製品を購入しても機能に変わりありません。それなら安価な防湿庫で十分と考えますが、コストダウンされる機能のひとつが庫内照明です。しかし、です。100均ショップで販売しているグッズを使えば、暗くなりがちな防湿庫内を工具無しで簡単に明るくできるのでご紹介します。

人感・明暗センサー付きLEDライト

防湿庫内の照明にうってつけのアイテムが「人感・明暗センサー付きLEDライト」です。価格は330円でした。

ダイソー センサーライト スティックタイプ ¥330円

ダイソーで見つけたこの製品は「センサーライト スティックタイプ」の商品名で販売中。電気関連売り場に展示されていました。

単4電池3本は別売りです。

一般的にLED照明は、白色と電球色が用意されていますが、この製品は電球色のみの設定。品番は不明ですが、パッケージに「300円ルームライト No.63」と記載があります。

本体はこんな感じ。サイズは、横幅約160mm、高さ約32mm、奥行き約18mm。本体はアルミ製の引き抜き材が使われています。

点灯時間は約30秒。時間が経過すると自動消灯します。

LEDは角形が合計8個。ドーム形状の部品が人感センサーです。

本体裏側の中央にマグネットが1個あります。2本のネジで固定することも可能です。

磁力は必要かつ十分強力。金属に固定すれば自力で脱落する心配はありません。

本体上部のスライドスイッチ。「人感センサーによるオート、常時点灯、OFF」が選択できます。

照明は単4電池3本で駆動します。乾電池は別売りです!

防湿庫に設置

私が所有している防湿庫は、アマゾン専売モデル「ハクバ85Lワイド」です。防湿庫に特化した廉価モデルなので、照明やコンセントなどの付加機能は付属しません。

ネット検索すると、照明付き防湿庫は「夜間眩しい」とか「点灯するのは最初だけ」などの書き込みを見つけたため選択候補から外し、浮いた予算で容量の大きなものを選択しました。しかし、防湿庫はサイドに窓がないので「奥の方が見づらい」のも事実。そこで照明を取り付けることにしました。

照明なしの状態

室内照明だけの防湿庫内部。レンズの黒色と防湿庫内の黒色が同化して、奥の方が見づらくなります。

LEDライトをサイドに固定

ハクバ85Lワイドは、防湿庫本体が金属製なので磁石でバッチリ固定できます。まずはサイドに装着してみました。

LEDライトを点灯。サイドからの光の回り方はご覧の通り。奥までバッチリ見えますね。

LEDライトを天板に固定

続いてLEDライトを天板裏に装着しました。

天井からの光の回り方は写真の通りです。配光の加減で奥の方が若干暗くなりますが、逆にレンズやカメラは見やすくなりました。

天板固定で運用することにしました。

LEDライトは電球色より黄色!?

LED照明の色味は、電球色というより黄色に近い色合いです。これが防湿庫にジャストフィットして高級感が倍増します。白色LED照明は「味気ない印象」なので個人的にはお気に入りです。明るさも、明るすぎず暗すぎず、ちょうど良い感じですね。

人感センサーの反応は装着位置で変化

人感センサーは、扉を閉じた状態では近づいても反応しませんので。防湿庫に使う上で好都合です。

扉をあけると点灯します。ただし、感度は装着位置で異なります。天板に付けた場合は反応が良く、横に付けた場合は反応しない時があります。その時は、センサーに手を近づければ反応(点灯)するので問題ありません。

正面奥がもっとも反応に優れますが、逆光になるため眩しく視認性が低下します。

注意点

人感センサーのマイナス点は、待機時にも微力ながらも電力を消費すること。電池の持ちは追記します。

まとめ

防湿庫の照明にダイソーの人感式LEDライトはマジで使えます!

この記事を書いた人
ちゃんまさ

雑誌編集部勤務を経て、個人制作会社を設立。30年以上にわたり雑誌取材、企業の企画執筆・写真撮影・TV番組の撮影などに従事。業務で得た経験や知見をもとに、カメラ・写真レタッチ・動画編集・商品レビューなどの情報を発信します。

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