100均チークブラシがカメラ清掃にメチャクチャ使える【カメラHOW-TO #5】

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アクセサリー

みなさん、カメラのお手入れはどのような方法でおこなっていますか? ブロアで埃を飛ばすだけの人やウエス等で念入りに磨く人もいるかもしれません。清掃しずらい部分に「軍艦部のダイヤル周り、メモリスロットル、外部端子」が挙げられます。しかし、です。100均ショップで販売しているグッズを使えば、手が届きにくい箇所も簡単に清掃できるのでご紹介します。

肌触りの良い化粧ブラシ

カメラ清掃に役立つアイテムが、女性が化粧で使用するチークブラシ(メイクブラシ)です。

ダイソー ごくすわっ チークブラシ ¥110円

ダイソーで見つけたこのアイテムは「ごくすわっ チークブラシ」の商品名で販売中です。コスメ関連売り場に展示されていました。

毛の形状やサイズにバリエーションがあります。カメラ清掃用に適しているのは、ブラシ先端が斜めにカットされた「メイクブラシ No.9」です。

毛先が斜めにカットされているので、毛先が細かな部分に届きやすくなります。

サイズは、全長約11.5cm、毛の幅は約3cm。

毛はナイロン製。本体は木製。使用目的が肌に接する化粧用なので毛の柔らかさが光ります。

カメラの細かい部分に毛先が届く!

モード設定ダイヤル周り

軍艦部のモード切り替えダイヤルは、隙間が狭く手入れしづらい部分です。埃が溜まりやすい難所になりますが、チークブラシを使えば毛先が細かな隙間に入り込み、埃を簡単に掃き出すことができます。

メモリスロット蓋周辺

メモリスロット周辺も埃が溜まりやすい部分。密閉性を高めるパッキンの溝に埃が堆積します。チークブラシを使えば毛先が細かな隙間に入り込み、パッキンに傷を付けることなく埃を掃き出すことができます。

ダイヤル周辺

ソニーαなどは、ダイヤル周辺が立体構造になっているので埃が溜まりやすい傾向です。チークブラシが本領を発揮します!

キャップ裏側に付着した埃も怠らず除去

意外と盲点なのがレンズキャップやカメラキャップの裏側に付着した埃。

チェックするとけっこうな量の埃が付着しているハズです。この埃を放置しておくと振動等で撮像素子に付着する要因になります。

私個人は、カメラ外観の埃よりも、キャップ裏側の埃を丁寧に取り除くように心がけています。

注意点

ブラシを使ってレンズマウント接合面を清掃することはお勧めできません。

その要因は、マウントには微量の潤滑オイルが付着しており、ブラシの毛にオイルが付着するからです。

マウントは接合面をティッシュペーパー等で拭く程度で十分でしょう。

シェーバーブラシも使える!

カメラ清掃に使えるブラシにシェーバーブラシ(写真右)もカメラ清掃に流用できます。

写真のシェーバーブラシは、2015年ごろダイソーで購入しtものです。しかし、現在は取り扱いがありません。100均以外では購入できるので「次点」として紹介します。

シェーバーブラシの毛は「豚毛」です。剛毛なので埃を掻き出す能力が高くなります。

カメラの塗装表面をクロスで磨くのは推奨しない

カメラを手入れする時、カメラ外観をマイクロファイバークロス等で磨き上げる人がいますが、私個人の見解ではオススメしません。

カメラの表面は、独特のブツブツ感がある「シボ塗装」されています。この塗装表面を念入りに磨くと光沢感のある「テカリ」が生じ「使い込まれた印象の質感」で印象が悪くなります。このテカリは、売却時に「使い込まれたカメラ」として判断され、マイナス査定されることがあります。

カメラを清掃することは大切ですが「磨きすぎ」も問題です。

まとめ

ミラーレス一眼は埃が大敵。

日頃からカメラ清掃を行うことで、撮像素子に埃が付着するトラブルも激減するはず。定期的な清掃をお勧めします。

この記事を書いた人
ちゃんまさ

雑誌編集部勤務を経て、個人制作会社を設立。30年以上にわたり雑誌取材、企業の企画執筆・写真撮影・TV番組の撮影などに従事。業務で得た経験や知見をもとに、カメラ・写真レタッチ・動画編集・商品レビューなどの情報を発信します。

ソニーイメージングプロサポート会員 NPS会員

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