屋内や体育館などで撮影する場合、三脚を使用するとフローリングの表面に傷をつけてしまうことがあります。他人の家に傷を付けると責任問題に発展しかねません。三脚の先端にはゴム製の石突きが付いており、ゴムとフローリングが擦れて「黒い跡」が付くこともあります。そんな時、100均ショップで販売しているグッズを使えば、簡単に防止することができるのでご紹介します。
屋内三脚使用時に床を傷から守る!
三脚やライトスタンド使用時に、フローリングを傷から守ってくれるアイテムが、椅子の脚部先端部に装着するイス用ソックスの流用です。
ダイソー | スリム イス脚ソックス | ¥110円 |
ダイソーで見つけたこのアイテムは「スリムイス脚ソックス」の商品名で販売中です。材質はポリエステル製。カラーはグレーの1色のみ。インテリア用品売り場に展示されていました。
サイズは約11.5cm×約3cm。
素材自体に伸縮性があるため「脚まわり約8cm〜15cmのイス脚に対応する」との記載があります。
フローリングで三脚を使う時の注意点
フローリングの上で三脚を使用すると、石突のゴムと床が擦れ「黒い跡」が付着します。白系フローリングの場合、上記写真のように跡がクッキリ目立ちます。
ライトスタンドの先端はプラスチック製がほとんどなのでタチが悪くなります。最近のフローリングはプリント柄のものが多く、プラスチック製でも先端で引っかくと傷が付着するので要注意です。
三脚やスタンドに装着
このアイデアは、家やマンションの新築物件を撮影しているカメラマンから教えてもらったノウハウ。最近では個人がYoutube活動として室内収録する機会も増えてきたので題材として採用しました。
昔は、テニスの硬球ボールにカッターナイフで切り込みを入れ、三脚の脚に突き刺して使用するのが定番でした。現在は100均で売っているイス用ソックスを購入した方が簡単お手軽、しかもローコストなのでオススメです。
三脚装着例
古いジッツオ3段三脚に装着。
先端の太さは直径約20mm。イス脚ソックスを装着できました。
使用時はこんな感じ。
中華4段三脚に装着。先端のロッド太さは直径約14mm(ゴム製石突:22mm)。イス脚ソックスを装着できました。
ライトスタンド装着例
King製アルミライトスタンドの脚部に装着。
先端の太さは約22mm×約17mm。ご覧の通り装着できました。
まとめ
賃貸物件の場合、フローリングに傷をつけると退去時に高額の修繕費を求められることがあります。持ち家でも、新築のフローリングに傷を付けてしまったら気分が落ち込みますよね。
ダイソーのイス脚ソックスは、三脚を屋内で使用する時、用意しておいて損することはないアイテムだと思いますよ。
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