小松空港がRW06運用の時、おもに着陸の撮影に適している撮影スポットがRW06エンドです。スカイパークこまつ共生の丘と比較すると、滑走路までの距離が遠く周囲の森林が視界を遮りますが、着陸態勢の航空機を中心に撮影することができます。
基本情報
小松基地
住所 石川県小松市向本折町戊267番地 ※戊の読み方=ぼ
飛行群 第6航空団飛行群 第303飛行隊(F15)・第303飛行隊(F15)
飛行教導群 小松救難隊など
小松空港
住所 石川県小松市浮柳町ヨ50
営業時間 06時40分~21時30分
就航 JAL・ANA ※海外便は運行中(2021年5月時点)
撮影ポイント RW06エンド
RW06エンドは、県道158号線沿いが撮影ポイントになります。歩道のない一般道の道端で撮影することになるので、安全に撮影する心構えが必要です。周辺に工業団地があるため、大型トレーラーが頻繁に行き交います。
アクセス
スカイパークこまつ共生の丘からの交通アクセスは、県道20号線(小松加賀線)を西進。北陸自動車道安住スマートI.C.を通り過ぎ、浜佐美町交差点を左折。700mほど直進すると目的地に到着。距離は約6km。所要時間はクルマで10分程度です。
駐車場
駐車場はありませんが、県道158号線沿いにある国有地らしき土地が解放されているので、実質的な駐車場として利用されているようです(詳細不明)。周辺道路は道幅が狭く、大型トラックが終日通過します。路上駐車の取り締まりも行われるそうなので、迷惑駐車は避けたいものです。
撮影装備
●カメラ&レンズ(テレコン)
●記録メディア
●予備バッテリー
●受信機 ※推奨
レンズは300〜600mm推奨
着陸態勢のシーンを撮影する場合、レンズは300mm前後で撮影できます。比較的短いレンズでも撮影できますが、お腹が目立つ写真になります。長めのレンズで少しでも遠くから撮影すると、機体を美しく収めることができます。ただし、600mm単焦点レンズになると長すぎ、立地的に後ろに退がることもできず機体の前後が見切れます。ズームレンズがあると便利です。
RW06運用時が最適
撮影に適しているのはRW06運用時。おもに西側から着陸態勢で進入する航空機を撮影します。太陽の位置を考慮すると、午前中は南側から、午後からは北側から撮影すると逆光にならず撮影できます。
RW24運用時は、離陸の撮影スポットに変わりますが、正面からの撮影になります。ハイレートクライムの撮影には適しているかもしれませんが、真横からの旋回写真は撮影できません。
陽炎の影響を直撃
天気の良い日は陽炎の影響を受けやすくなります。高性能なレンズを用いても、陽炎が発生すると高精細な写真を撮影するのは困難です。陽炎が発生しやすいポイントなので、午前中でも機体がまったく解像しない日もあります。そのような時は粘らず移動しましょう。
高速書き込み対応メディア
高画素機で連写する場合、大容量かつ高速書き込みに対応したメディアがあると頼もしいです。バックアップの時間が短縮できるメリットもあります。
私は、下記のSDカードで運用中。コストパフォーマンスと信頼性を両立するお勧めのメディアです。
キングストンCanvas React Plusシリーズは、低価格ですがトラブルは出ていません。UHS-II対応カードリーダーが付属するので、初めての高速SDカード購入としてもお勧めです。
RW06運用時(東に向かって離陸する場合)の撮影ポイント
▲「着陸(午前)の場所」から撮影 α9+SEL200600G(トリミングあり)
▲「着陸(午前)の場所」から撮影 α9+SEL200600G(トリミングあり)
▲「真後ろから撮影」から撮影 α9+SEL200600G(トリミングあり)
▲離陸写真はお腹の写真になります。
▲離陸後の旋回はこんな感じになります。
エアバンド対応受信機の必要性
撮影時にあると便利な装備がエアバンドに対応した受信機。小松空港は風向きが頻繁にかわる土地柄、ランチェンが頻繁に行われます。受信機を持っているとランチェンを知ることができます。
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