【自腹検証】TREBLEET CFexpress Type Aカードリーダーは安くておすすめ

スポンサーリンク
SDカード

CFexpress Type Aカードを導入するとき、障害になるのがカード本体やカードリーダーが異様に高価なことですよね。ソニー純正品や一流ストレージメーカーの製品は、初期導入コストが高くなりがちです。

そこで適正価格を求めてサードパーティー製品まで手を伸ばしてみると「気になる製品」を発見。キングストンのカードリーダー「WorkFlow Station」に酷似した製品を発見。ワンチャン「OEMでは?」と妄想が膨らみます。

TREBLEETというブランドは、さほど認知度が高くありませんが、私は4年ほど前、Thunderbolt3外付けSSDケースを購入した実績があり、現在も安定稼働していることから個人の主観になりますが信頼性十分と判断しています。

価格が3,999円と安価(他製品が高価すぎるだけ!?)なので不安要素もありますが、自腹購入してテストした結果、問題なく使用できたのでブログ記事にまとめました。少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。

まずは結論 10Gbpsの高速データ転送を体感できる!

私の結論 → 3,999円でも性能に妥協ありません

TREBLEET WorkFlow Station(CFexpress type A用)プロフェッショナルカードリーダーをレキサープロフェッショナル CFexpress Type A シルバー 160GBと組み合わしてテストしました。結論は、本来のスペックを体感できるおすすめ製品でした。

実測速度も、読み出し速度744MB/s前後、書き込み速度695MB/s前後と、ほぼ仕様通りの転送速度を再現できました。

ちなみにアマゾンで購入しましたよ。

TREBLEET Cfexpress type A カードリーダー 開封

TREBLEET WorkFlow Station対応リーダーを開封しました。

▲製品は、簡素な紙箱に入った状態で届きました。記載されているのはメーカー名のみ。

▲開封するとこんな感じ。透明のプラスチックに収められていました。製品構成は、カードリーダー本体の他、USB Cケーブル1本、USB C to A変換ケーブル1本が付属しました。

▲本体はアルミ引き抜き材でできていて十分な強度があります。無塗装なので傷がついても目立たないのはありがたいです。

▲本体サイズはこんな感じ。CFexpress type Aがとてもコンパクトなので大きく見えますが、実際の大きさは、さほど気にならない大きさです。

▲ケース前面は、CFexpress type Aスロット1個と青色LEDのデータアクセスランプがあります。

▲ケース裏面は、USB3.2 Gen2ポート(USB Type-C)が1つあります。

▲カードの挿入感は、奥に入るとスプリングのテンションがかかり、ロックがかかります。取り出す時は、カードを押し込むとロックが解除され吐き出されます。

TREBLEET Cfexpress type A カードリーダーの実測値

検証に使うメディアは、Lexar Professional CFexpress Type A SILVER 160GBを使用しました。

Lexar Professional CFexpress Type A SILVERシリーズは、ブログ記事【レビュー】Lexar CFexpress type A SILVERはコスパモンスターでレビューしていますので、あわせてご覧ください。

USB3.2 Gen2 10Gbpsに対応

TREBLEET WorkFlow Station(CFexpress type A用)プロフェッショナルカードリーダーは、USB3.2 Gen2のデータ転送速度に対応します。

Mac mini Thunderbolt 3(USB3.2 Gen2)接続

Mac mini 2018のThunderbolt 3ポートに接続し、製品付属のUSB Cケーブルを介してBlackmagic Disk Speed Testで速度計測しました。USB3.2 Gen2接続になるので最大10Gbpsでデータ転送できます。

実測値 読み出し速度:744MB/s前後 書き込み速度:最高695MB/s前後
公称値に近いスペックを発揮しました。

USB3.2 Gen1 TypeA 接続時の転送速度(Mac)

Mac mini 2018に、USB3.2 Gen1接続し、製品付属のUSB C to A変換ケーブルを介してBlackmagic Disk Speed Testで速度計測しました。データ転送速度は最大5Gbpsになります。

実測値 読み出し速度:399MB/s前後 書き込み速度:最高419MB/s前後
データ転送速度が最大5Gbpsになるため、CFexpress Type A本来のポテンシャルを発揮できません。自作Windows機より速度は遅くなりました。

USB3.2 Gen2 Type-A 接続時の転送速度(Windows)

自作のWindows機に、製品付属のUSB C to A変換ケーブルを介してUSB3.2 Gen2ポート接続し、CrystalDiskMarkで速度計測しました。データ転送速度は最大10Gbpsになります。

実測値 読み出し速度:807MB/s前後 書き込み速度:最高717MB/s前後

USB3.2 Gen2で接続すると公称値に近い速度で読み書きできました。Mac環境下でThunderbolt 3接続するより少しだけ高速でした。

USB3.2 Gen1 Type-A 接続時の転送速度(Windows)

自作のWindows機に、製品付属のUSB C to A変換ケーブルを介してUSB3.2 Gen1ポート接続し、CrystalDiskMarkで速度計測しました。データ転送速度は最大5Gbpsになります。

実測値 読み出し速度:461MB/s前後 書き込み速度:最高456MB/s前後

USB3.2 Gen1接続ですが、読み書きともMacより高速に動作しました。私のWindows機は、USB3.2 Gen2やThunderboltポートがないので、CFexpress Type A本来のポテンシャルを発揮できません。

TREBLEET Cfexpress type A カードリーダーの注意点

付属ケーブルの長さ

USB Cケーブル 約22.5cm
USB C to A変換ケーブル 約22.5cm

製品付属のケーブルは、ノートパソコンに接続するには十分な長さです。

しかし、デスクトップパソコンやMacに接続する場合、USBポートやThunderboltポートが本体裏面に配置されていることが多く、製品付属のケーブルでは長さが足りません。

別途、USB3.2 Gen2(データ転送速度10Gbps)に対応した長尺ケーブルを用意することをお勧めします。

まとめ

CFexpress Type A製品は、採用するメーカーがソニー1社と少なく市場規模が小さいだけに、すべての製品価格が割高です。カードリーダーも高額になりがちな傾向ですが、サードパーティー製品の中には良品で安価な製品も存在します。

TREBLEET WorkFlow Station(CFexpress type A用)プロフェッショナルカードリーダーは、数あるサードパーティー製品の中でもおすすめの製品です!

この記事を書いた人
ちゃんまさ

雑誌編集部勤務を経て、個人制作会社を設立。30年以上にわたり雑誌取材、企業の企画執筆・写真撮影・TV番組の撮影などに従事。業務で得た経験や知見をもとに、カメラ・写真レタッチ・動画編集・商品レビューなどの情報を発信します。

ソニーイメージングプロサポート会員 NPS会員

ちゃんまさをフォローする
スポンサーリンク
シェアして頂けると励みになります!

コメント

タイトルとURLをコピーしました