車中泊で快眠するために購入した極厚マットレスが最高【カメラマンの車中泊 3】

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アクセサリー

Text/Photo:ちゃんまさ

カメラマンは、魅力的な撮影地を求めて遠方まで「遠征」する機会が多くなります。クルマにマットレスを積んでおけば、高速道路を運転中に眠くなった時、家庭と変わらない環境で睡眠できるようになります。自分に合ったマットを選択すれば、翌日にカラダが痛くなることもありません。ここでは、私が過去に購入したマットの感想と、現在愛用中の「イチオシアイテム」を紹介します。

車中泊マットの遍歴

車内で睡眠するために購入した歴代マットと、実際に使用して感じた使用感を紹介します。キャンプに興味がありませんので、メーカー等のこだわりはありません。あくまでも「素人の主観」と理解していただけると幸いです。

キャンプマット

最初に購入したアイテムは、安価に購入できる折りたたみ式マットです。ホームセンターで1,000円ぐらいで購入しました。広場などで地面に敷く「銀色&青色のアレ」です。

車中泊ブログの記事をみると、とりあえず一番下に敷くマットの筆頭候補ですよね。床面から冷気を遮断する効果がありますが、厚みは1〜2cm程度と薄くクッション性はイマイチ。車中泊で使用するとカラダが痛くなります。

個人的な感想
→ 私はカラダが痛くて熟睡できませんでした。

長座布団

引用:アマゾン ※写真はイメージです。

続いてホームセンターで売っている長座布団を購入。2,000円前後で購入しました。一見良さそうな雰囲気ですが、実際に使ってみると綿が体重で潰れやすく、寝返った時に底付き感じます。畳の上で使用するのと、車内のプラスチックの上で使用するのでは印象が大きく異なります。快適な睡眠を得るためには、まだまだクッション性が足りません。

個人的な感想
→ 翌朝カラダが痛くなり断念しました。

インフレーターマット

3度目の正直、マットの中に空気を充填して使用するインフレターマットをアマゾンで購入。価格は3500円ほどでした。キャンプマットよりも底付き感のないクッション性を体感でき、一見良さそうな雰囲気です。

しかし、空気をパンパンに充填しないと底付き感じます。空気入れを持っていないので、口で息を吹き込むと大変です。別途空気入れを購入して「パンパン」に空気充填できていたら印象が変わっていたかもしれません。

もう一つ、材質がビニール製なので暑くて寝汗を吸収しないことが欠点です。夏場はしんどいです。

個人的な感想
3年ほど使用しましたが蒸し暑さが気になります。また、収納時に空気を完全に抜くのは難しく、元通に折りたたむことは至難の技です。実質、置きっ放しでした・・・。

次の候補を2点に絞り込み

ここまで3種類のマットを購入しましたが、どれも「快適な睡眠」という点においては満足できませんでした。家庭に類似した環境を整えないと熟睡できない性格のようです。

というわけで、検索候補をキャンプ用品から家庭用に変更することにしました。アマゾンで検索すると「ウレタンマットレス」と「トラック用布団」が狙い目であることが判明しました。

高反発三つ折りウレタンマット

家庭用マットレスと同じ構造のウレタン製マットレスです。高密度でヘタリに強く、車載用に流用できそうです。製品の中には11cmの極厚仕様があり、コメント欄の評価もよく、寝返りがスムーズに行えると紹介されています。

サイズは180cm×65cm×11cmで、クルマに積むことができます。収納は、3つ折りできる構造なのでコンパクトになります。重さは約5kg。価格は10,000円前後の本格派です。

表皮とウレタン材はファスナーで分割でき、洗濯機で洗うことができる製品も販売されています。夏場の車中泊は寝汗をかくことがあるので、洗濯できる点は大きなメリットになります。

トラック布団

トラック運転手向けに開発された仕事用の車中泊布団です。トラック用に開発されたプロ仕様ですが、価格は6,000円〜10,000円で購入できます。厚みが増すほど高額になる傾向です。

サイズはトラックで使用することを前提にした「200cm×60cm×7cm」前後のサイズが定番です。ただし、自家用車に流用する場合、全長200cmというのが曲者で、ハイエースクラスなら余裕で搭載できそうですが、5ナンバーサイズのコンパクトカーには収まらない可能性があります。

極厚マットレスを購入

散々悩んだあげく、アマゾンで販売している「高反発三つ折りマットレス Lサイズ」を購入しました。決め手は、サイズ(全長180cm)が私のクルマにジャストフィットしそうなサイズだったから。

車両設置時のイメージ

リヤシートを倒し、荷室をフラットにした状態にウレタンマットを敷いてみました。車幅の2/3をマットが占有するイメージです。1/3のスペースに荷物を積むことができます。

後席の片方を使用する状態にしてもマットが使用できます。横幅65cmが絶妙です。

収納時のイメージ

収納時は3つ折りすることでコンパクトに収納できます。縦置きで積むこともできます。インフレターマットは空気を抜くのが大変ですが、ウレタン製マットレスは、瞬時に折りたためるので実用的です。

折りたたんだマットを荷室の端に置くと、これぐらいのスペースが生まれます。インフレーターマットを使用していた時は敷きっぱなしだったので雲泥の差です。

寝心地は?

車中泊は「底付き感」との戦いになりますが、このマットレスは寝返りをしても不快な底付きを感じません。歴代最高の寝心地です。翌朝カラダが痛むこともありません。

ひと工夫で快適性アップ

マットレス単独で使用することができますが、シーツを併用たいところです。いろいろ検索しましたが、ジャストフィットするシーツは発見できませんでした。

地元ホームセンターで綿100%のタオルケットを購入。特売で1500円で購入しました。

暑い時はシーツ代わりとして利用したり、朝方寒さを感じる時は掛け布団として代用できます。綿100%は肌触りが良くて快適です。

枕はカインズで購入したミニ枕「ごろ寝そば枕 ネイビー20×30cm」を愛用中。価格は498円で購入。そば殻仕様なので硬く、横を向いて寝る時にも高さが稼げます。

まとめ

アマゾンで購入した「高反発三つ折りマットレス Lサイズ」は、現時点のベストマットです。もっと良い製品があると思いますが、とりあえず情報をシェアしたいと思います。

この記事を書いた人
ちゃんまさ

雑誌編集部勤務を経て、個人制作会社を設立。30年以上にわたり雑誌取材、企業の企画執筆・写真撮影・TV番組の撮影などに従事。業務で得た経験や知見をもとに、カメラ・写真レタッチ・動画編集・商品レビューなどの情報を発信します。

ソニーイメージングプロサポート会員 NPS会員

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